うちの実家は築40年近くで8年前にリフォームをしたのですが、ここ最近外壁のヒビが目立ってきておりました。中には素人目でもやばそうなヒビが1本あったのと(下の写真やばいですよね!)、家のオーバーホールを数年後に予定していたため、今回は応急処置(DIY)で補修してみることにしました。


外壁補修のノウハウは多くのサイトで紹介されております(Youtubeにもたくさんアップされています)。実家にいられるのは2日だけだったので、取り急ぎ最低限の調査をしてみました。ほぼ全てのサイトで共通して言ってたのは、極力業者に依頼した方がいいということwそしてDIYするにしても、まずは業者に調査してもらうようにとのことwまぁそりゃそうなんですけどね、そんな潤沢に資金と時間がないのですよ。
ちなみに築年数が浅い家は外観もまだ気にするかと思いますので、仕上がりを考えると最初から業者に依頼した方が良いと思います。また今回僕がやった作業はプロからすると失笑レベルと思いますが、このまま壁内へ雨水や湿気の侵入を許し続けるよりかはマシだろうと思い、作業を実施しました。
で色々と調べてみて、以下STEPで作業を進めていきました。当日クソ寒かったので、作業終わらせるのがやっとで作業途中の写真はほとんど撮れませんでしたw
STEP-1:晴れの日に作業すべし
これは感覚的にもお分かりいただけると思いますが、ヒビ割れ箇所が濡れていたりすると、シーリング材の接着や硬化が悪くなります。また壁内に水分が入りこんだ状態でシーリング材をつけてしまうと、水分の逃げ道がなくなってしまいます。なので作業日はもちろん、作業数日前から乾燥している時に作業するのがベターです。カラカラに乾燥してて晴れ続きの冬が最適と思います!
STEP-2:買い物に行くべし
一番安く仕上げるにはネットの活用が良いと思いますが、自分にそんな計画性はなくwネットで調べた情報をもとに、近所のホームセンターで以下を購入。
①シーリング材(変成シリコン)
これはネットで調べると色々と種類が出てきます。絶対使っちゃいけないのが、耐久性が弱いアクリル系らしいです。そしてウレタン系は非常に耐久性が強いのですが、紫外線に弱く汚れの吸着も強いので、表面処理が必要なプロ仕様とのことです。なので素人のDIYでは変成シリコンがベストと思われます。あと変成シリコンとシリコンは全く別物で、シリコンも使ってはダメと書いてありました(奥が深い…)。1成分系と2成分系の違いもあるのですが、後者はプロが業務用に大量に使用するとき選択されるようです。
②コーキングガン
シリコンチューブを押し出すのに必要なもので、これがないと作業ができません。ピンからキリまで種類がありましたが、僕は198円のやつで十分作業できましたw
③プライマー
これはネット調べて初めて知りました。モルタル(外壁)とシーリング材の接着をよくするもので、プロは必ず使うようです。シーリング材メーカーのものとセットで使います。
④その他小物
作業に必要と思われる小物を適当にチョイス。
STEP-3:ヒビを拡張すべし
これもネットで調べて初めて知りました。ヒビにシーリング材がきちんと入り込むように、ヒビを拡張します。プロはV字カット補修と呼び電動カッターを使ってやりますが、素人がそんな恐ろしいことできるわけもなくw下手にやると、外壁の下地までぶった切ってしまうそうなので、素人の電動カッターは絶対やらない方がよいらしいです。で僕ですが、上の写真のごっついヘラ(一番下の)みたいので、やれる範囲でヒビを拡張しました。上の方のヒビは小さかったので、拡張はしませんでした。
STEP-4:プライマーを塗るべし
これは普通に塗るだけ。乾くまで1時間ぐらい時間を空けました。8時間以内にシーリング材を塗ってくださいと商品説明に書いてありました。商品にちっちゃなハケが付いてましたが、上の写真のサイズくらいのハケを買ったほうが作業性が良いと思います。
STEP-5:シーリング材を塗るべし
コーキングガンにシーリング材をセットして作業開始です。まずヒビに沿ってシーリング材を塗っていきます。そしてヘラでヒビにシーリング材を押し込んだり、余計な分量を調整したりしていきます。今回はヒビが1階屋根部分まで達していたので、高所部分はキャタツ(1.7mくらい)のテッペンに立って作業しました。キャタツは母親に支えてもらってましたが、今思うと結構危ない作業だったと思います。高所の作業には十分に気を付けてください!
で、仕上がりはこんな感じですwきったないけど、家の裏側だし、2~3年は雨風しのげるのではないでしょうかwちなみに次の日触ってみたらまだ固まっておらず、調べてみたら3日ぐらいはかかるとのことでした。きちんと固まってくれることを祈りたいと思います。

