お疲れ様です、にゃんちきです。気付けばこのブログもゲームの記事ばかりになってしまったので、、少しはビジネスマンの片鱗を見せねば!と思い、今回は少し毛色の違う記事を書いてみようと思います。

僕は就職してから最初の3年半をシンガポールに半駐在(年200日以上滞在)、その後は主に中東関係の仕事を担当しており、その中で印象に残っているエピソードをいくつか紹介したいと思います。実はニュースになってるレベルのスケールの大きなエピソードも他にあったりするのですが、ちょっとここに書いていいものか迷ったので、取り急ぎ小ネタエピソードを書かせていただきました。他にも思い出したら第2弾を書こうと思います。

シンガポール編

Aさん事件

当時僕たちの部署のメンバーは、1~2ヶ月シンガポールに滞在して1週間帰国という生活を繰り返しておりました。シンガポールにはうちの会社の工場があって、僕たちはローカルメンバーに製品開発を指導する立場で出張をしていました。当時うちの部署にAさんという40手前のかなり頭の薄い先輩がいたのですが、ある時、一時帰国をした際に増毛をされてシンガポールに戻られました。日本人であれば、『ああ、あの企業のテクノロジーですねと』と心の中で完結するのですが、若いローカルメンバーは初めて目にする光景に大騒ぎww次々と僕に向かって『なぜ髪の毛が増えたんだ?』と質問してきました。Howならまだしも、Whyって言われても何て答えればいいのよw人生で一番答えに窮した瞬間でありました。ちなみにAさんは次にシンガポールに来た際には元の頭に戻っておりました。。

タクシー路地裏連行事件

当時朝はホテルからみんなでバスで工場まで通勤していたのですが、帰りは時間がバラバラなので各自タクシーでホテルまで帰っておりました。ある日帰りのタクシーで運ちゃんと雑談していると、『兄ちゃん最近あっちはどうよ?』みたいな話をしてきて、『出張中だし全然だよ』的な返事をすると、急にホテルへのルートから外れて人気のない裏路地に連れて行かれました。すると暗闇の奥からお姉さんが2人出てきて、運ちゃんに『さぁ兄ちゃんどっちだ』と言われ、『いやいやいや、大丈夫です』と断るも、かなりしつこく粘られました。そしたら電話番号の紙を渡されて、いつでも電話してくれと言われましたが、もちろん帰ってすぐ捨てましたw海外って本当にこんなことあるんだぁと思った出来事でした。

飛行機寝坊事件

これは入社2年目くらいだったと思います。当時僕は確実に残業時間が社内1位で、疲労も極限に達していました。翌日渡航日だったのですが、その日も午前様で、出張準備が終わったのが朝の4時くらいだったと思います。フライトは11時くらいだったので、2~3時間仮眠をしようと思ったのですが、目が覚めたときには9時過ぎで完全にアウトww今でも覚えてますが、しばらく状況が呑み込めず起きて5分くらい『えーと、どうしようっかな』とフリーズしてましたwで、まず会社に電話して速攻で夜便にフライト変更してもらって、それから仕方ないので出社。会社に行くと先輩方から『なんでにゃんちき会社いるの?』と言われ『寝坊しました。。』と言うと大爆笑されてめちゃくちゃ恥ずかしかったです。。ただ当時の上司に謝りにいくと、『こんだけ忙しいんだからしょーがねーよ』と全くお咎めはありませんでした。皆さんもフライトの寝坊だけはマジでシャレにならないので、気を付けましょう。。

中東編

マジッド事件

これドライバーの名前なんですが、まぁ大丈夫でしょう。。
当時僕たちはインフラ建設プロジェクトの佳境に入っていて、宿舎を日の出前に出発していました。ランクル数台に分乗してサイトに通勤していて、僕はいつも日本人Oさんとマジッドのランクルに乗っていました。そしてOさんは助手席、僕は後部座席が定位置でした。ある日の朝、Oさんが出発前にマジッドに向かって、『ヘルメット、ヘルメット』とよく分からないことをしきりに言ってるのですが、まだ日の出前で暗いし、僕もめちゃくちゃ眠かったので何が起きているのかその場では確認しませんでした。で、サイトに着いてからOさんに今朝何があったのか尋ねたところ、なんとマジッドがヅラを忘れてきたそうですwwああ、そういうことねとwwその日は笑い過ぎて腹筋が筋肉痛になりました。
余談ですが、海外の人も結構カツラを使います。

砂漠の救急車事件

これは砂漠のど真ん中にインフラ設備を建設していたときの話です(真面目なお話)。サイトの場所は幹線道路から砂漠地帯に1時間ほど入ったところで、幹線道路からサイトまでは一応土を固めた道はあったのですがかなりの悪路でした(写真はかなり良好な場所、ひどいところは本当に凸凹してました)。小規模のプロジェクトだったのでランクルは人数分用意できず、ほとんどのメンバーはバスで通勤していただいてました。ある日の朝、バスがサイト到着の寸でのところで悪路の段差で跳ねてしまい、乗っていた日本人の方がその衝撃で骨折して(体の大事な箇所)、動けなくなってしまいました。そこで至急病院に搬送するため各方面に連絡をして、最初はヘリを呼ぶかという話もあったのですが、なんとこの砂漠のど真ん中まで救急車が来るとのこと。2時間ぐらいして救急車が到着して、僕も付き添いで病院に行くことになりました。まさか人生初の救急車が砂漠のど真ん中になるとは思いませんでした。当たり前ですが、救急車は悪路を走るようには作られていないので、道中で僕もかなり酔ってしまいました。。
で、なんとか病院に着いたのですが、日本みたいに救急で色々診てもらえるのかと思いきや、各診療科で受付と支払いをしてくださいとのこと(汗)仕方ないので、1つ1つの診療科を渡って診てもらいました。その後その方は無事に回復されて、今も元気に仕事されております。自分も含めですが、海外での事故や怪我には十分に気を付けましょうね。
余談ですが、砂漠で一回ラクダの大群に遭遇しました(あれは放牧だったのかな?)。突然過ぎて写真撮れませんでした。

 

番外編

無料案内所事件

イギリス人のお客さんが日本にきたときの話です。『昨日の夜、不思議な場所を見つけたんだ。男たちが次々と入って行ったんだ。一体あそこに何があるんだ?』と質問されましたwまぁたしかにそうなるわなとwやんわりとご説明いたしましたw

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