リアルタイムで読んでいたのは自分より5~6個上の世代の方々と思います。僕が初めて読んだのは小学校高学年ぐらいのときで、親戚のおじさんからコミックをたまたまもらって読みました。しかも終わりの2巻だけw なのでその時にはすでに連載は終了していて、ヤンマガ連載だったので、おそらく同年代はあまり読んでいないと思います。おじさんにもらったときはその2巻読んだだけだったのですが、その後中学校に入ったぐらいでゴリラーマンが何者なのか気になりだして、1巻から読み進めていった感じです。

終わりの2巻はドノショーとの抗争と片桐との最終決戦がメインだったので(ちょっと記憶あやふや、実家に全巻あるのですが…)、前半もそんな感じかなと思ったのですが、基本はゴリラーマンや藤本達の普段の高校生活がメインでした(いや、結構色んな高校と抗争してたかw)。読み進めていくと、様々な小ネタ(毎回ゴリラーマンが買ってくる飲むカロリーメイト、間柴高塚本の兵法、幽霊自転車、学校の鯉釣り、プロレス技等)や、超癖のある脇役(担任河野、用務員大野、コンドルラーメン大将、べかちゃん等)、学校行事(全校集会、球技大会、生徒会選挙等)等、笑えるシーンが満載でした。生徒会選挙なんて、ゴリラーマンが体育館天井の鉄骨を伝って登場しますw作者はデビュー当時19歳だったということで、その年齢でこの独特な世界観を書いていたのはすごいセンスだったと思います。あと白武高校が進学校という設定も、他のヤンキーマンガとの大きな違いになってましたね。

現在のヤンキーマンガの定番となっている、不良グループに1人賢い参謀役がいるのもゴリラーマンが走りと言われてますね。仁村は学年2位を取っている描写がありましたよね(ガリ勉っぽい生徒がまた仁村君に負けたと言ってるので、相当頭がいい良い模様)。ジュンロー達が、絶対カンニングしているから2位なんだ!あいつ頭いいから!と言ってるのも笑えました。

書いてて思い出してきましたが、中島の書いたゴリラーマンの絵本が幼稚園の保母さんに拾われて、たまたまその幼稚園を通りかかったゴリラーマンに園児達が駆け寄ってきたシーンも爆笑でした。そういえば、藤本が書いた、福建省から命懸けで日本にきてという絵本もシュールで好きでしたw

そして昨年ゴリラーマン40が連載されましたね。偶然にも自分も40歳だったので、なんだか感慨深いものがありました。仕事に忙殺され、たまの安らぎがサウナという、全くゴリラーマンと同じ状況になっておりました(苦笑)懐かしいメンバーが多数登場しておりますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください!

と、遠い記憶をたどりながらざっと書いてみました。いやー本当に唯一無二の面白いマンガでした。

 

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